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諸君(もろきみ)φ ★:2008/05/28(水) 07:56:01 ID:???

最近、雇用崩壊ということが盛んにいわれます。若者はなかなか正社員になれないし、企業も派遣を安く使うしか手がないのが現実なのでしょう。労使ともに厳しい現実であるとは思います。
でも、フリーの漫画家で20年近くやってきた感覚としては、「それって普通」なのです。漫画は、人気があって仕事があればたくさん稼げますが、面白いもの が描けないときはすぐに無職です。仕事があるときも、アシスタントを使った場合は先に支払いが発生しますし、運悪く取引先の出版社がつぶれて、支払いを受 けられない場合も、もちろん出費は漫画家がかぶります。
作業を手伝ってくれるアシスタントは日払いか月給で、漫画家の仕事が切れれば仕 事がなくなります。腕のいいアシスタントはあちこちからひっぱりだこで休む時間もありませんが、腕のない人は年に数日しか仕事がありません。でも、当然漫 画家は腕のいいアシスタントが欲しい。ここで漫画家も2つの選択を迫られます。片腕となってくれそうなアシスタントを恒常的に雇って量産するか、自分で可 能な限り描き込み、量産はあきらめるか。
私は前者を選びました。漫画の仕事がなくてもお給料の支払いは発生しますから、エッセーなどの仕事もさせていただきました。それでも安いお給料しか払えず、若者とけんかになったことがしばしばです。若い子の気持ちをケアできなかったせいもあるのでしょう、締め切り直前に飛び出され、号泣しながら人をかき集めたこともありました。
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